■ 野馬(除)土手「木戸遺構」 ( オウル五香駐車場横 )
.
◇ 撮影:2008年10月10日 ◇ 場所:松戸市五香8-43
.
■ 松戸市教育委員会による看板 ( 野馬除土手の説明文 ) 下総台地の内陸一帯に展開していた「下総牧」は近世を通じて荷役用の駄馬の供給源として、 或いは軍役馬の養成することを目指した野馬の放牧場として徳川幕府が直接経営していた。 この下総牧は小金牧と佐倉牧の二牧に大別され、さらに小金牧は庄内牧、高田台牧、上野牧、中野牧、下野牧、印西牧の六牧に分かれる。 現在見られるこれらの土手は野馬除土手と呼ばれる野馬放牧場の名残りです。 野馬除土手は、外側に掘を掘り、掘った土を盛り上げて土手としたもので、牧馬の逃亡を防ぎ野犬などから馬を護るとともに、 農民にとっては野馬を牧内に留めておき農作物を守るために大切なことでした。 この土手は幕末の記録によると総延長150キロメートルにも達したと思われます。 [平成十一年三月] 松戸市教育委員会 ● 野馬(除)土手とは? |
.