子和清水 – ろくろくまっぷ

■ 子和清水　( 一茶も訪れた隠れ名所 )

◇ 撮影：2009年5月21日　◇ 場所：松戸市常盤平７丁目

■ 昔この辺りがまだ森林だらけで、人々が静かに暮らしていた頃から伝わる『子和清水』という湧き水。現在ではその水は枯れ、車でここの横を通っても気づく人はほとんどいないだろう。徒歩でこの場所に下りていけば、なぜか異空間の趣が感じられる場所だ


▲ けやき通り『子和清水』という涌き水が出る名所がある。場所は松戸市の京成電鉄『常盤平駅』を南口に降りて、通称『けやき通り』を南下した終点である。	▲ 新日本街路樹百景この『けやき通り』は、交差する『さくら通り』と共に「新・日本街路樹百景」というものに選ばれている。新緑、紅葉ともに美しい通りでもある。

▲ 交差点常盤平中学校を過ぎ、牧の原団地にぶつかる交差点の二股地帯に『子和清水』がある。交通量も多く、またガードレールに囲まれているため、ふだんはあまり人気がないようだ。	▲ 三角地帯涌き水が出る場所は、道路よりも１メートルくらい低い三角地帯にあるため、車でここを通ってもほとんど見ることはできない。ちなみに入り口は二ケ所ある。

▲ 看板昭和56年に松戸市教育委員会が立てた『子和清水』の由来の看板がある。	▲ 石碑『養老伝説の地　子和清水』と書かれた石碑。裏にはライオンズクラブという文字が。

▲ 県道側入り口。『子和清水　一号緑地』だそうです。なんのことでしょう？	▲ ポンプ昔ながらの水汲みポンプ。このかたちのポンプは、宮崎映画『となりのトトロ』でも見られました。現在は飲み水としては衛生的に認められていません。

▲ 歩道緑に囲まれた歩道をどんどん進んで行く。	▲ 樹木敷地中央にあるけやき。幹はかなり太く、立派な大木だ

▲ 句碑昔、小林一茶もここを訪れたという。そのときに詠んだ句がこれ。母馬が　番して呑ます　清水かな	▲ 少年の像さぁ、ようやく涌き水のある池が見えました。池に向かって腰を下ろして佇む少年の像。これは『子和清水』の由来にちなんで建てられたようだ。

▲ 少年の像横から見ると、こんなかんじ。	▲ 県道側「13」の像を県道側から見ると、こんなかんじ。

▲ 池池のほとり。	▲ 池ここが涌き水の中心地。現在のこの池は人工池だ。

【まとめ】

■ 常盤平団地を中心に、近隣の開発が進むに連れ水が枯れてしまったそうだ。池の中央に小さいが波紋ができているが、これはポンプで汲み上げているもの。自然の姿を変えてしまった池は、濁っていて決して綺麗とはいえない。魚などの生物も見えない。むしろ小魚などを放流してあげれば、生態系が好転して池の水が浄化されるかもしれないと思うのだが。いずれにしても今後も大切に守りたい場所だ。以上、散策終了。

《街中にひっそりと佇む元『湧き水の名所』です》


▲ けやき通り『子和清水』という涌き水が出る名所がある。場所は松戸市の京成電鉄『常盤平駅』を南口に降りて、通称『けやき通り』を南下した終点である。	▲ 新日本街路樹百景この『けやき通り』は、交差する『さくら通り』と共に「新・日本街路樹百景」というものに選ばれている。新緑、紅葉ともに美しい通りでもある。

▲ 交差点常盤平中学校を過ぎ、牧の原団地にぶつかる交差点の二股地帯に『子和清水』がある。交通量も多く、またガードレールに囲まれているため、ふだんはあまり人気がないようだ。	▲ 三角地帯涌き水が出る場所は、道路よりも１メートルくらい低い三角地帯にあるため、車でここを通ってもほとんど見ることはできない。ちなみに入り口は二ケ所ある。

▲ 看板昭和56年に松戸市教育委員会が立てた『子和清水』の由来の看板がある。	▲ 石碑『養老伝説の地　子和清水』と書かれた石碑。裏にはライオンズクラブという文字が。

▲ 県道側入り口。『子和清水　一号緑地』だそうです。なんのことでしょう？	▲ ポンプ昔ながらの水汲みポンプ。このかたちのポンプは、宮崎映画『となりのトトロ』でも見られました。現在は飲み水としては衛生的に認められていません。

▲ 歩道緑に囲まれた歩道をどんどん進んで行く。	▲ 樹木敷地中央にあるけやき。幹はかなり太く、立派な大木だ

▲ 句碑昔、小林一茶もここを訪れたという。そのときに詠んだ句がこれ。母馬が　番して呑ます　清水かな	▲ 少年の像さぁ、ようやく涌き水のある池が見えました。池に向かって腰を下ろして佇む少年の像。これは『子和清水』の由来にちなんで建てられたようだ。

▲ 少年の像横から見ると、こんなかんじ。	▲ 県道側「13」の像を県道側から見ると、こんなかんじ。

▲ 池池のほとり。	▲ 池ここが涌き水の中心地。現在のこの池は人工池だ。