● 松戸市六実・六高台・五香、及び柏市しいの木台・高南台・高柳地域の生活・便利情報などの話題を提供いたします。

【探検04】66mapの富士山を登る

66mapの富士山

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■ 今回も、われわれ“66探検隊(六郎隊長、ロクスケ隊員)”のもとにある情報が入った。情報主はトメさんという謎の人物。そのトメさんによると、「くすのき通りのちょっと先に、富士山がある」という、われわれが聞いたこともない怪情報だった。トメさんは月に一度、その富士山の頂上にある御神体にお参りをしているとのこと。そこで66探検隊もそれぞれの思いを込めて、富士登山および念願成就の探検に出発した。

≪  愛宕神社  ≫

■ まずわれわれは、六実消防署の前をスタート地点にし、くすのき通りを富士山があるという柏市高柳方面へ歩いていった。てくてくてく‥‥

● 松戸市の標識愛宕神社

六実交番を過ぎ、はな膳を過ぎ、コンビニのサンクスを過ぎ、どんどん歩いていくと、やがて松戸市と柏市の境界が見えてきた。街路樹のくすのきもここまでで終わりだ。

【六郎隊長】
「ここからは柏市だな・・・」
【ロクスケ隊員】
「おれ、コンビニでジュース買っとけばよかった‥‥」

 

 
● 愛宕神社(遠景)愛宕神社

通りをしばらく行くと逆井方面へと向かう新しい陸橋の交差点があり、そこを過ぎた辺りの左側に大きなご神木と神社が見えてきた。

【ロクスケ隊員】
「隊長、あれは何でしょうか?」
【六郎隊長】
「鳥居がみえるぞ。神社のようだな‥‥」

 

 
● 愛宕神社(鳥居)愛宕神社

大きなイチョウの木に囲まれた石製の靖国鳥居。30度を超えたこの日には、木陰がとても涼しげだ。

【ロクスケ隊員】
「愛宕神社って書いてありますね。ちょっと寄って行きましょうか?」
【六郎隊長】
「よし! お参りしていこう」

 

 
● 愛宕神社(手水舎)愛宕神社

右手に手水舎が一棟。

【ロクスケ隊員】
「あれ~? 水が入ってないよ、これ。暑すぎてかわいちゃったのかな‥」
【六郎隊長】
「おいおい、そんなにノドかわいてんのか? ロクスケ」

 

 

 
● 愛宕神社(石祠)愛宕神社

御神体のある石祠は、屋根が付いた門と黒い板塀とで囲われている。

【六郎隊長】
「さっそくお参りしよ。
どうかロクスケの頭が良くなりますように‥」
【ロクスケ隊員】
「なんでやねん!!!」

 

 

 
● 愛宕神社(石碑)愛宕神社

石碑には『新築落成記念/昭和五十四年十月二十四日』と書かれている。

【ロクスケ隊員】
「立派な石碑だな‥」

 

 

 

 
● 愛宕神社(社務所)愛宕神社

石祠の裏にはひっそりと社務所が建っている

【ロクスケ隊員】
「どうやら無人のようですね‥ どなたか、いませんか~」
【六郎隊長】
「バカ! 誰か出てきても困るだろ!」

 

 

 
● アジサイ愛宕神社
神社の角にあった咲き始めのアジサイの花。

【六郎隊長】
「さ、富士山を目指して、どんどん先に行ってみよう~」

66探検隊は神社を後にして、さらに通りを進むことにした。

 

 

 

【愛宕神社のうんちく】
 
総本社は、全国で約800社をもつ武蔵国の愛宕神社。創建は不詳、御祭神は伊弉冉尊(イザナミ)、埴山姫神(ハニヤスヒメ)、天熊人命(アメノクマヒト)、稚産霊神(ワクムスヒ)、豊受姫命(トヨウケヒメ)を配祀)で、1603年(慶長8年)、徳川家康の命により江戸の防火の神様として祀られ、神使は「御神猪」と「御神鳶」である。
(蛇足:愛宕参りは「お伊勢へ七度 熊野へ三度 愛宕山へは月参り」と古歌に謡われているように厚く信仰され、鎮火祭が起源の「愛宕山千日詣」は、7月31日から8月1日にかけて行われ、この1日で千日分の御利益が得られると言われている。)

≪  庚申塔  ≫

● 沼南高柳西郵便局庚申塔

また通りに戻ってしばらく歩いて行くと、沼南高柳西郵便局があった。

【ロクスケ隊員】
「隊長、カモメールはがきでも買っていきませんか?」
【六郎隊長】
「なんで今、そんなもん買うの?」

 

 

● 庚申塔庚申塔

郵便局を過ぎると、五体の青面金剛が並ぶ庚申塔があった。奉納の旗には『高友会』と書いてあり、お供え物もあった。

【ロクスケ隊員】
「隊長、これって何ですか?」
【六郎隊長】
「詳しくはこちら → 庚申塔 (Wikipedia) 」

 

 
● 庚申塔(こうしんとう)庚申塔

高柳地区にはたくさんの庚申塔が見られ、ここ以外にも有名な庚申塔が5ヶ所以上はある。

【ロクスケ隊員】
「夜通し眠らないで、青面金剛を祀って宴会をするってすごいな~」
【六郎隊長】
「ロクスケもやったら?」

 

 

● 奉納の立て看板庚申塔

青面金剛の一体一体に、奉納された日付の立て看板が添えてある。

【六郎隊長】
「文政七年ってことは、西暦1824年だから今から186年前の物か‥‥」

そして、またわれわれは先へと急いだ。

 

 

 

≪  高柳 富士塚  ≫

● 駐車場高柳富士塚

われわれは庚申塔を後にすると、トメさんが教えてくれた富士山があるという住所に到着した。そこは通り沿いに駐車場、その奥に小さな林があった。

【ロクスケ隊員】
「隊長、この辺りですね‥‥」
【六郎隊長】
「よしっ、この林の中を調査してみよう」

 

 

● 入り口高柳富士塚

林の中に入る細い道を発見。
われわれは、どんどん中へと進んで行った。

【六郎隊長】
「ロクスケ、奥に鳥居のような物が見えるぞ!」
【ロクスケ隊員】
「あ、ほんとだ‥‥」

 

 

 

● 鳥居(大)高柳富士塚

林の中には、写真のように大小ふたつの鳥居が建っていた。大きい鳥居の奥には石段があり、右側の小さな鳥居の奥には、石祠が見えた。

【ロクスケ隊員】
「なんでここに鳥居が?」
【六郎隊長】
「鳥居の横に何か文字が書かれた白い柱が立ってるぞ」

 

 

 

● 富士塚の標識高柳富士塚

【ロクスケ隊員】
「高柳 富士塚 って書いてありますね」
【六郎隊長】
「この場所の説明文も書いてある‥‥」

「この富士塚は5メートルほどの高さがあり、頂上には文政十二年(1829)に建立された「仙元大菩薩」塔が祀られています。右下の小塚の御嶽石尊大権現、大天狗、小天狗などと彫られた石は、富士山頂の峰々を現したものです。」

【ロクスケ隊員】
「なんだ、富士山じゃないじゃん!」
【六郎隊長】
「バカ、そのくらい最初から想像できるだろ!」

 

 

● 鳥居(小)高柳富士塚

こちらは右側の奥に立っている小さい方の鳥居。いわゆる「小塚」と称されているもの。

【ロクスケ隊員】
「ここに大天狗とか小天狗がやってきたのか?」
【六郎隊長】
「あのね‥‥‥‥‥‥」

 

 

 

● 頂上への石段高柳富士塚

階段の真ん中には安全のためにステンレス製の手すりが付いている。

【六郎隊長】
「ロクスケ、いよいよ登山だ!」
【ロクスケ隊員】
「登山て、んな、大げさな‥‥」

 

 

 

● 仙元大菩薩高柳富士塚

頂上の石祠。右には「仙元大菩薩」と彫られており、左には「御實前」と彫られている。真ん中は御神体の鏡が祀られている。

【ロクスケ隊員】
「もしかして、ここが頂上?」
【六郎隊長】
「ま、どうやら、そうらしいな」

 

 

 

● 仙元大菩薩(裏側)高柳富士塚

仙元大菩薩の石祠の裏側には「文政十二年 正月吉日」「不二富 講中」と彫られている。

【ロクスケ隊員】
「ここもさっきの庚申塔とほぼ同じくらいの時代に祀られたんですね~」
【六郎隊長】
「せっかくだから、ここでもお参りしようか。
どうかロクスケの頭がもっと良くなりますように‥‥」
【ロクスケ隊員】
「だから、なんでやねん!!!」

 

 

 

● 裏側から見た鳥居高柳富士塚

「平成十三年五月吉日」と、鳥居の奉納日が書かれている。

【ロクスケ隊員】
「隊長、階段を下りるとき、絶対に押さないでくださいよ」
【六郎隊長】
「おまえはダチョウ倶楽部か!」

 

 

 

● 反対側の入り口高柳富士塚

最初に入ってきた入り口の反対側にも出入り口があった。

【ロクスケ隊員】
「なんか、ヘビが出てきそうですね~」
【六郎隊長】
「しかし、この塚はいったいどんな理由で造られたんだろう? もう少し調査が必要だな」

 

 

 

● 富士塚の勾配高柳富士塚

富士塚を横から見た写真。案内の柱に書かれていた「5メートルほどの高さ」には程遠いと思われるが‥‥

【ロクスケ隊員】
「低っ!!!」
【六郎隊長】
「ロクスケ、一度帰ってからあらためて調査のし直しだ!」

 

 

 

≪  高柳富士塚についての検証  ≫

■ 調査の結果、この富士塚は1500年くらい前に造られた『西向原古墳(にしむこうばらこふん)』という名前の前方後円墳の跡であることが判明した。墳丘の規模は、標高20m、水田からの比高10m、方位ほぼS、墳長31m、後円径23m・高4m、前方幅5m・高1.2m、後前高差-2.8mであるとのこと。

● 探検のまとめ

【ロクスケ隊員】
「隊長、けっきょくトメさんの情報ってガセネタでしたね。
富士山なんかじゃなくて、ただの 富士塚 でしたからね」
【六郎隊長】
「ロクスケ、おまえな、ただの富士塚っていう言い方はないだろ? 昔から 富士信仰 というのがあるんだぞ。つまりな、富士山て、すごくデカくて形も綺麗だから、宗教的にも神様みたいなものだったんだよ。だから富士山自体が信仰・崇拝の対象になってたってこと。わかる? その富士山にお参りしたくても昔はなかなか行けなかっただろ? 自動車も無いし。そこで全国各地で生まれたのが、手近に造られた富士塚ってわけよ。」
【ロクスケ隊員】
「なるほど‥‥、これは失礼いたしました。」
【六郎隊長】
「ところでロクスケ、おまえは神社や富士塚で何をお願いしたの?」
【ロクスケ隊員】
「六高台にAKB48が来ますようにって‥‥」
【六郎隊長】
「‥‥‥‥」

おしまい

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